2008年2月2日土曜日

宮崎候補に投票すべき理由があるかを考えてみる(2)

前回投稿の続きです。

理由4: 高山候補の極端な主張に賛同できない

前回投稿へのコメントとして上記理由4が寄せられました。確かにそういう所はありますよねえ。一部の人には投票するのにかなり抵抗感があるかもしれない。私も増員問題や裁判員問題を戦争遂行体制と結びつけて論ずるのはどうかなと思います(もっとも最近はそういう論調を押さえている感がありますね。)。
ただ、逆にそういう人でないと増員反対を明確に打ち出せないのかもしれません。実際のところ、日弁連の会長がどんなに極端な主張を持っていても社会にそれほどの悪影響はないと思いますし、高山節に抵抗のある人も今回は増員絶対反対の意思を表明するためと割り切って高山候補に投票するのもよいのではないかと・・・。

結局、増員反対の見地からは、宮崎候補の政治力(?)による増員の「スピードダウン」を期待するのか、高山候補当選のインパクトによる現状打破を期待するのか、で判断が分かれるように思います。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

今は、弁護士会にとって、郵政選挙をしているようなものです。
最大の争点のみを考えて投票すべきでしょう。
そもそも、増員自体が、弁護士会の影響力を低下させるものですから、それを理由に増員反対は言えないというのは、おかしいです。

Ben さんのコメント...

コメントありがとうございます。
確かに郵政選挙に似てますね。高山陣営としては増員YESかNOかで押し切りたいところ。
一方、宮崎陣営は「スピードダウン」というマジックワードで何とかその枠組みを壊したいところでしょうか。

匿名 さんのコメント...

確かにT先生の主張にはやや極端とも取れる点がありますが,増員阻止の主張は,そのマイナスを補って余りあると思います。

Ben さんのコメント...

同感です。