結果が出たようですね。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/updates/data/oshirase080208.pdf
このブログでのアンケートどおりにはいかなかったようで、現実の厳しさを感じます。
終わったことをどうこう言ってもしかたがないので、あとは新会長の動向を注視していくべきと思います。意外と誠実に「スピードダウン」&「3000人見直し」に頑張って下さるかもしれないし。あきらめて無関心になってしまうのが一番よくないのではないでしょうか。
さて、当初の予定どおり、本ブログは終了致します。コメントを下さった皆さんありがとうございました。特に宮崎陣営(?)の先生(方)には、このような高山支持色の濃いブログにあえて書き込んで下さったことを感謝します。
まだ多少のコメント投稿があるかもしれませんので、しばらくはこのままにしておきますが、一段落つきましたら特に予告無く閉鎖する予定ですので予めご了承下さい。それでは、また2年後に。
2008年2月6日水曜日
アンケート、もう1種類やってみます?
アンケートが意外とおもしろいので、せっかくだからもう1種類やってみようかなと考えています。
例えば、Q:投票の際に考慮する要素は? A:①増員問題、②裁判員制度、③顔、とかね。
ご意見をお聞かせ下さい。コメントを踏まえて明日の夜にでもセットします。
・・・と思っていましたが、特に皆さんのコメントも無いし、回答の種類が多いとコンテンツがうまく機能しないようなので、中止しました。すみません。(2/7 2:42追加)
例えば、Q:投票の際に考慮する要素は? A:①増員問題、②裁判員制度、③顔、とかね。
ご意見をお聞かせ下さい。コメントを踏まえて明日の夜にでもセットします。
・・・と思っていましたが、特に皆さんのコメントも無いし、回答の種類が多いとコンテンツがうまく機能しないようなので、中止しました。すみません。(2/7 2:42追加)
2008年2月5日火曜日
2008年2月4日月曜日
法曹3000人 日弁連も見直し確実 ???
朝日新聞にこんな記事が。
法曹3千人 日弁連も見直し確実 会長候補2人とも明言
2008年02月03日00時50分
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200802020257.html?ref=rss
宮崎先生が増員の「スローダウン」を言い出したのは確かですが、3000人を見直すかどうかは周到に明言を避けているように思います。「2人とも明言」というのはミスリーディングではないかと・・・。
それにしても「スローダウン」を主張し始めるタイミングといい、考え抜かれた言い回しといい、さすが弁護士ですね(私のような若手が言うのも失礼ではありますが)。朝日の記者を責めるのは酷のような気もします。
この宮崎先生の巧みさと高山先生の意欲を兼ね備えた候補者がいれば・・・等と言っても詮無いことですね。いずれにせよ宮崎先生と高山先生の増員へのスタンスは全く異なると思います。私はそれを十分考慮して投票するつもりです。
法曹3千人 日弁連も見直し確実 会長候補2人とも明言
2008年02月03日00時50分
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200802020257.html?ref=rss
宮崎先生が増員の「スローダウン」を言い出したのは確かですが、3000人を見直すかどうかは周到に明言を避けているように思います。「2人とも明言」というのはミスリーディングではないかと・・・。
それにしても「スローダウン」を主張し始めるタイミングといい、考え抜かれた言い回しといい、さすが弁護士ですね(私のような若手が言うのも失礼ではありますが)。朝日の記者を責めるのは酷のような気もします。
この宮崎先生の巧みさと高山先生の意欲を兼ね備えた候補者がいれば・・・等と言っても詮無いことですね。いずれにせよ宮崎先生と高山先生の増員へのスタンスは全く異なると思います。私はそれを十分考慮して投票するつもりです。
2008年2月2日土曜日
宮崎候補に投票すべき理由があるかを考えてみる(2)
前回投稿の続きです。
理由4: 高山候補の極端な主張に賛同できない
前回投稿へのコメントとして上記理由4が寄せられました。確かにそういう所はありますよねえ。一部の人には投票するのにかなり抵抗感があるかもしれない。私も増員問題や裁判員問題を戦争遂行体制と結びつけて論ずるのはどうかなと思います(もっとも最近はそういう論調を押さえている感がありますね。)。
ただ、逆にそういう人でないと増員反対を明確に打ち出せないのかもしれません。実際のところ、日弁連の会長がどんなに極端な主張を持っていても社会にそれほどの悪影響はないと思いますし、高山節に抵抗のある人も今回は増員絶対反対の意思を表明するためと割り切って高山候補に投票するのもよいのではないかと・・・。
結局、増員反対の見地からは、宮崎候補の政治力(?)による増員の「スピードダウン」を期待するのか、高山候補当選のインパクトによる現状打破を期待するのか、で判断が分かれるように思います。
理由4: 高山候補の極端な主張に賛同できない
前回投稿へのコメントとして上記理由4が寄せられました。確かにそういう所はありますよねえ。一部の人には投票するのにかなり抵抗感があるかもしれない。私も増員問題や裁判員問題を戦争遂行体制と結びつけて論ずるのはどうかなと思います(もっとも最近はそういう論調を押さえている感がありますね。)。
ただ、逆にそういう人でないと増員反対を明確に打ち出せないのかもしれません。実際のところ、日弁連の会長がどんなに極端な主張を持っていても社会にそれほどの悪影響はないと思いますし、高山節に抵抗のある人も今回は増員絶対反対の意思を表明するためと割り切って高山候補に投票するのもよいのではないかと・・・。
結局、増員反対の見地からは、宮崎候補の政治力(?)による増員の「スピードダウン」を期待するのか、高山候補当選のインパクトによる現状打破を期待するのか、で判断が分かれるように思います。
2008年1月28日月曜日
宮崎候補に投票すべき理由があるかを考えてみる
弁護士激増反対という私の立場からすると、高山先生に投票するべきなのではないかとの考えに傾きつつあるのですが、まだ、投票日まで日数もあるので、宮崎候補に投票すべき理由(あるいは高山候補に投票すべきでない理由)があるかについても検討してみようと思います。もちろん、あくまでも激増反対の観点から。
理由1. 宮崎候補の方が激増をくい止める実力がある
実際、そう考えている先生もいらっしゃるようです。↓
http://hanamizukilaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_7e36.html
政治力とか人脈とかということになると、あるいはそうなのかもしれませんね。
でも、その「実力」を激増防止へ向ける意欲はあるのでしょうか。その辺が見えてきません。
宮崎陣営の先生方、是非、コメントを下さい。
理由2. 弁護士会が増員反対を声高に叫ぶと、弁護士会の影響力をそぐ
そう考えていらっしゃる先生の意見をその先生のブログから引用します(但し、もう削除されたようなのでURLは載せません。全文を確認されたい方はGoogleで検索してキャッシュをご覧下さい。)。以下、引用。
「(前略)弁護士会が「3000人増員反対」を唱えれば,弁護士増員を阻止できると考えている弁護士さんたちの「世間知らず」というか,「楽観主義」には驚かされます・・・・。
そんなことを全国の弁護士会が言うようになれば,マスコミと,政治家,国民から袋だたきにされ,飛んで火にいる夏の虫。弁護士会の影響力を削ぐだけと思えます。一言でいえば,「センスがない」です。(以下、略。)」
以上、引用終わり。
確かにそういうリスクもあるかもしれませんが、最近のマスコミの取り上げ方からすると、必ずしもそうは思えません。それに法務省の方針転換だって、地方弁護士会の増員反対決議に影響を受けている面は否定できないのではないでしょうか。仮に袋だたきにあったとしても、声を上げなければ、結局ずるずると激増路線のままなのではないかという気がします。この辺り、皆さんはどう思われますか。コメント願います。
理由3. 派閥等のしがらみがあるので・・・
私は派閥に入っていないので、これは全く理由にならないんですが、多くの先生方はやはり問題になるのでしょうか。反対候補に投票したって黙っていれば分からないと思うんですが。もしかして、弁護士会の選挙って実は秘密投票が保障されていないということ?事情をご存じの方、教えて下さい。
あー、理由が思いつかない。他に何かある方は是非コメントを。
理由1. 宮崎候補の方が激増をくい止める実力がある
実際、そう考えている先生もいらっしゃるようです。↓
http://hanamizukilaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_7e36.html
政治力とか人脈とかということになると、あるいはそうなのかもしれませんね。
でも、その「実力」を激増防止へ向ける意欲はあるのでしょうか。その辺が見えてきません。
宮崎陣営の先生方、是非、コメントを下さい。
理由2. 弁護士会が増員反対を声高に叫ぶと、弁護士会の影響力をそぐ
そう考えていらっしゃる先生の意見をその先生のブログから引用します(但し、もう削除されたようなのでURLは載せません。全文を確認されたい方はGoogleで検索してキャッシュをご覧下さい。)。以下、引用。
「(前略)弁護士会が「3000人増員反対」を唱えれば,弁護士増員を阻止できると考えている弁護士さんたちの「世間知らず」というか,「楽観主義」には驚かされます・・・・。
そんなことを全国の弁護士会が言うようになれば,マスコミと,政治家,国民から袋だたきにされ,飛んで火にいる夏の虫。弁護士会の影響力を削ぐだけと思えます。一言でいえば,「センスがない」です。(以下、略。)」
以上、引用終わり。
確かにそういうリスクもあるかもしれませんが、最近のマスコミの取り上げ方からすると、必ずしもそうは思えません。それに法務省の方針転換だって、地方弁護士会の増員反対決議に影響を受けている面は否定できないのではないでしょうか。仮に袋だたきにあったとしても、声を上げなければ、結局ずるずると激増路線のままなのではないかという気がします。この辺り、皆さんはどう思われますか。コメント願います。
理由3. 派閥等のしがらみがあるので・・・
私は派閥に入っていないので、これは全く理由にならないんですが、多くの先生方はやはり問題になるのでしょうか。反対候補に投票したって黙っていれば分からないと思うんですが。もしかして、弁護士会の選挙って実は秘密投票が保障されていないということ?事情をご存じの方、教えて下さい。
あー、理由が思いつかない。他に何かある方は是非コメントを。
2008年1月27日日曜日
法務省の決断はどう影響?
法務省が法曹3000人計画の見直しを考えているようです。
http://www.asahi.com/politics/update/0125/TKY200801250101.html
http://www.asahi.com/national/update/0124/TKY200801240483.html
一見、増員断固反対派(=高山陣営)への追い風にも思えますが、かえって増員に対する危機感が薄れてしまい、マイナスに作用するかもしれませんね。
私個人の考えとしては、次のとおりです。
①法務省はまだ見直しを検討すると言っているに過ぎない。
②今後、増員推進勢力からの強い抵抗が予想される。
③そもそも見直しは鳩山法相の意向が強く反映されている様子だが、彼がいつまで法相でいられるかはわからない。
④よって、全く予断を許さない。
やはり会長選挙へは必ず行くべきです。ここで日弁連として増員反対への意思を明確に見せるべき。
http://www.asahi.com/politics/update/0125/TKY200801250101.html
http://www.asahi.com/national/update/0124/TKY200801240483.html
一見、増員断固反対派(=高山陣営)への追い風にも思えますが、かえって増員に対する危機感が薄れてしまい、マイナスに作用するかもしれませんね。
私個人の考えとしては、次のとおりです。
①法務省はまだ見直しを検討すると言っているに過ぎない。
②今後、増員推進勢力からの強い抵抗が予想される。
③そもそも見直しは鳩山法相の意向が強く反映されている様子だが、彼がいつまで法相でいられるかはわからない。
④よって、全く予断を許さない。
やはり会長選挙へは必ず行くべきです。ここで日弁連として増員反対への意思を明確に見せるべき。
2008年1月20日日曜日
他の弁護士はどう思っているのだろう(2)
今回は高山陣営の主張を紹介するつもりでしたが、高山陣営の人のブログを探してみようとGoogleのブログ検索をかけてみると、意外とヒットしません。たまにあると裁判員制度のことに重点を置いていたりして、主張を網羅的に記載しているものは見当たらないようです。まあ、同陣営が明確に増員反対なのは事務所に送られてくるハガキ類で分かっているからいいんですけれど、インターネットももっと活用すればよいのに・・・。
ちなみに高山陣営の方ではないようですが、高山先生が当選するためには若手(=50期以降の弁護士と定義)のどれくらいの割合が高山先生に投票すればよいのかをシミュレーションしているものがありました。興味深いので紹介しておきます。
http://lawbook.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_ad93.html
派閥にしばられていない「若手」を投票所に向かわせるのが高山先生勝利のカギかもしれませんね。
もっとも、それが難しいんだろうけど。
ちなみに高山陣営の方ではないようですが、高山先生が当選するためには若手(=50期以降の弁護士と定義)のどれくらいの割合が高山先生に投票すればよいのかをシミュレーションしているものがありました。興味深いので紹介しておきます。
http://lawbook.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_ad93.html
派閥にしばられていない「若手」を投票所に向かわせるのが高山先生勝利のカギかもしれませんね。
もっとも、それが難しいんだろうけど。
2008年1月15日火曜日
他の弁護士はどう思っているのだろう
コメントを待っていてもしかたがないので、自分で他の弁護士のブログを検索してみます。
宮崎陣営で活動している先生のブログを見つけました。詳しすぎて読むのが大変ですが、両候補者の経歴までバッチリ載っていて参考になりますね。
http://yoshimine.dreama.jp/blog/90.html
Benの第一の関心は増員問題なので、その点をチェックすると、創る会(=宮崎陣営)は「法曹人口問題については検証を急ぎ、検証の結果によって数やスピードについて2010年3月までに提言する。また、3000人を超えるさらなる増員は断固阻止する必要がある。」とのお考えのようです。これって、「任期が終わるまでには検証を行います。3000人を超える増員は阻止する必要があると思いますが、3000人の範囲内であれば検証の結果次第では容認します。」ということですよね・・・。手遅れにならなければよいのですが。
次回は高山陣営のブログを探してみます。
宮崎陣営で活動している先生のブログを見つけました。詳しすぎて読むのが大変ですが、両候補者の経歴までバッチリ載っていて参考になりますね。
http://yoshimine.dreama.jp/blog/90.html
Benの第一の関心は増員問題なので、その点をチェックすると、創る会(=宮崎陣営)は「法曹人口問題については検証を急ぎ、検証の結果によって数やスピードについて2010年3月までに提言する。また、3000人を超えるさらなる増員は断固阻止する必要がある。」とのお考えのようです。これって、「任期が終わるまでには検証を行います。3000人を超える増員は阻止する必要があると思いますが、3000人の範囲内であれば検証の結果次第では容認します。」ということですよね・・・。手遅れにならなければよいのですが。
次回は高山陣営のブログを探してみます。
2008年1月11日金曜日
はじめに
日弁連の会長選挙が一般紙でも記事になっています。
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY200801090199.html
やはり増員問題が争点と位置づけられているようですね。
この点では、私を含め、相当以前から増員反対の弁護士が多いのですが、なぜか増員に明確に反対する高山候補の票は毎回それほど伸びません。高山候補は増員問題のみに争点を絞って選挙戦を行えばよいのにと思ってしまうのですが、なぜそうしないのでしょう。
また、宮崎候補の方は、なぜ明確に増員に反対しないのでしょう。3000人までは容認するつもりなのでしょうか。新人の就職難問題を見ていると、現状のペースでの増加にはブレーキをかけるのが急務のように思えるのですが。
事情がよく飲み込めない筆者に誰か教えて頂けませんか?
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY200801090199.html
やはり増員問題が争点と位置づけられているようですね。
この点では、私を含め、相当以前から増員反対の弁護士が多いのですが、なぜか増員に明確に反対する高山候補の票は毎回それほど伸びません。高山候補は増員問題のみに争点を絞って選挙戦を行えばよいのにと思ってしまうのですが、なぜそうしないのでしょう。
また、宮崎候補の方は、なぜ明確に増員に反対しないのでしょう。3000人までは容認するつもりなのでしょうか。新人の就職難問題を見ていると、現状のペースでの増加にはブレーキをかけるのが急務のように思えるのですが。
事情がよく飲み込めない筆者に誰か教えて頂けませんか?
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